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2016年09月05日
甕壷への彫刻依頼でしたが、zumi工房では酒壺への彫刻を勧めていない理由を説明し、木札への彫刻に変更させて頂きました。
その理由とは?
壺に文字を彫刻するには酒壺の約半分ひもで巻かれているひもを切断し、彫刻できる面を広げなければなりません。
壷を巻いている「ひも」は先人達の知恵、それは壷の破損を避けるための緩衝材の働きをしているのでは!?・・・と、思います。
5升の壷の重さは約15kg前後はあるので、床に置くときに衝撃で見えない「ヒビ」が入ってしまうのでは!?
次に、泡盛大学で講義を受講した時のお話です。
「壷は息をしているようだ!試しに土の中に埋め数年寝(熟成)かせて試飲すると土の味がした!」との事です。
などなどの理由から購入した状態のままが望ましいとお伝えする事で、木札に名入れ彫刻することになったのです。
下段の写真が、お客様から提供させて頂いた木札を掛けた5升甕の写真です。
制作期間:焼き付け無しタイプ
浦添市 M 様
Zumi工房の場所はとまりんの近くです。
58号線泊ふ頭入口交差点を海側に入って3つ目の路地(泊ふ頭交差点手前)を左に入ります。
ひとつめの十字路をすぎて右手のコインパーキングの隣の建物にZumi工房が入っております。
建物に入る入口の上に黄色いA4サイズほどのもので「Zumi工房」と貼ってあります。
そちらの奥の階段を上った2階の右側です。