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2017年03月05日
泡盛甕壺に引っ掛ける木札の両面に彫刻したいとのご要望です。
表には贈られる側のお名前、裏には贈る側のイニシャルを彫刻。
今回の甕壺は1升で、あえて小さい甕を選んだ理由が有るようです。
それは、貰った方が置き場所に困らない様に!との事です。
そのお気づかい、いいですね~! 私もその考え利用させて頂きます。
※Zumi工房では甕壺の彫刻はご遠慮させて頂いております。
彫刻しない理由、
泡盛についての講義で、講師がこのように言っていました。
「壷は息をしているようだ! 試しに土の中に埋め数年寝(熟成)かせて試飲すると土の味がした!」との事です。
壺に彫刻して塗料の匂いが熟成を妨げるのでは?
また、私が感じるもう一つの理由として、壷を巻いている「ひも」は先人達の知恵、それは壷の破損を避けるための緩衝材の働きをしているのでは!?・・・と、思います。
5升の壷の重さは約15kg前後もあるので、ひもが巻かれていないと床に置くときに衝撃で見えない「ヒビ」が入ってしまうのでは!?
などなどの理由から購入した状態のままが望ましいとお伝えしています。
那覇市 O 様
Zumi工房の場所はとまりんの近くです。
58号線泊ふ頭入口交差点を海側に入って3つ目の路地(泊ふ頭交差点手前)を左に入ります。
ひとつめの十字路をすぎて右手のコインパーキングの隣の建物にZumi工房が入っております。
建物に入る入口の上に黄色いA4サイズほどのもので「Zumi工房」と貼ってあります。
そちらの奥の階段を上った2階の右側です。